特定非営利活動法人(NPO)留学協会

NPO法人 留学協会のブログです

RCA CLUBリレーエッセイ

RCA関西支部設立講演会&大阪交流会のお知らせ

この度NPO法人留学協会の関西事務局設立を記念しまして、留学業界(英語業界)に広く関係のある方、及びこれから留学を目指す方、国際交流にご興味のある方への交流会、および講演会を実施する運びとなりました。RCA海外留学アドバイザーの方だけでなく、アドバイザー資格に興味のある方や留学、海外での学びにご興味のある方もふるってご参加いただければ幸いです。

今回は、ご自身の留学経験をおさめた「流学日記」等の著者でもあり、現在は島根県隠岐郡海士町より島発信の教育改革をキーワードに活躍を続ける岩本氏を講演にお招きしています。岩本氏自身学生時代に20カ国以上を放浪し、その経験を現在のお仕事に活かされています。そんな様々なご経験を通して岩本氏が現在に活かされていること等参加者の方とのざっくばらんな議論を通してお話をいただきます。
   http://www.ryugakukyokai.or.jp/training/09seminar/index.html                                                                 ‐ 2009年留学協会関西事務局 ‐

日時: 2009年12月12日(土)18:00-20:00 第一部 講演会

    2009年12月12日(土)20:45-22:30 第二部 交流会

※第一部の講演会の進捗により交流会の時間は若干前後します。

場所: 大阪センター

大阪市北区梅田3-4-5 毎日インテシオ3F

(毎日インテシオは毎日新聞ビル1Fとつながっています)

TEL: 06-6346-6367(直通) 

土曜日 / 9:00~17:00

大阪センター 地図のPDFファイル

http://www.josho.ac.jp/osakacenter/img/map001.pdf

※毎日インテシオ(毎日新聞ビル)の地下に有料の駐車場があります。(最初の1時間:600円。以降30分ごとに300円)

【移動時間目安:JRでお越しの場合】
 「大阪駅」から徒歩10分
 「北新地」駅から徒歩9分
 「福島」駅から徒歩5分
 「新福島」駅から徒歩7分

【移動時間目安:地下鉄でお越しの場合】
 四つ橋線「西梅田」駅から徒歩8分
 御堂筋線「梅田」駅から徒歩10分
 谷町線「東梅田」駅から徒歩15分

講演会会費:1,500-3,500円
※参加人数により若干前後します。

※5%はカンボジアやネパールの学校建設費用にわりあてる予定です。

(二人様以上でご参加頂ける場合は、事前にお知らせください。ささやかながら、一人様につき、500円分のご優待券を発行させて頂きます。二人様の場合は2枚、三名様の場合は、3枚の優待となります)

交流会会費:3,000円程度

※確定後、11月30日までにお知らせいたします。

お申し込み・お問い合わせ先:

担当者:嘉悦まで
参加申込み・問合せはこちらからメールにてご連絡ください。


※件名【12月12日の件】と下記本文内容1~6を明記して、お送りください。

※申込期限:12月2日12時まで
(申込多数につき会場を広くしましたので、申込を延長します。)

______________________________

①氏名(フルネーム)/ご職業

②ご予約確認用メールアドレス

③ご参加予定人数(まずはお一人で後から追加でも結構です)

④A・1次(講演会)のみ参加 B・2次(交流会)のみ参加 C・(講演会・交流会)両方参加  A/B/Cでお答えください。

⑤備考(関西事務局へのメッセージ など)

⑥岩本さんに聞きたいことや質問したいこと(岩本さんに事前に共有しますので、できる限りお答えください。)

受付など、当日ご協力頂ける方は、備考欄にご記入頂けましたら幸いです。

_______________________________

海士町教育委員会 岩本 悠氏
岩本氏のブログ:http://plaza.rakuten.co.jp/yougakudiary/

大学時代に休学して、一年間世界を「流学」。アジアやアフリカのNGOや国連の国際支援活動に従事。その後シドニーへ一年間留学し、トヨタでのインターンとして、現地学校の先生を経験。2003年に流学の体験的哲学書『流学日記』を出版。中国語翻訳され、台湾では若者を勇気づける本ということで教育文化財団からawardを受賞。その後ソニーに就職し、人材教育・組織開発・途上国の支援プロジェクトに従事する。現在は、隠岐の海士町より島発信の教育改革をキーワードに活躍を続けられております。

岩本氏の著書

・流学日記(幻冬舎文庫)

・こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった。(幻冬舎文庫)



もう一つの侍ジャパンをアフリカ写真展に見た

3月、教え子から電話がかかってきた。大学の同級生が新宿で写真展をやるから見に来てほしいという。待ち合わせて見に行った。小さな写真展だった。中は若い人であふれていた。入り口で入場料200円を払った。

写真展を開催したのはJICAの海外青年協力隊員9人だ。9人は2006年10月から2008年9月までアフリカ、ブルキナファソに派遣され現地で援助活動を続けて来た。

代表のS.Yさんは上智大学卒業後就職、その会社を一時休職して協力隊員となった。教え子の同級生の飯野ユカさんは東海大学を卒業後看護師の資格をとり隊員となった。この活動期間9人の隊員がそれぞれ現地の人々の生活を撮影してきた。その数25000点に及ぶ。今回はその内の150枚を展示した。風景があった、井戸があった。寺子屋式学校が会った象がいた。現地の生の生活を自分の身の丈でレンズに納めてきた。

舞台となったブルキナファソはニジェールの西ガーナの北に位置する西アフリカの内陸国、サハラ砂漠の南西にあたる。面積は日本の70%の274200平方キロ。人口1435万人(2006年)約半数がモシ族そのほかにプル族、グルマンチェ族など約60の種族が住む。主な産業は農業、牧畜、主な生産物は綿花、ヒエ、アワ、トウモロコシ。
この写真展を見て気がついたことがある。写真に写っている現地の人はみな明るい。屈託のない表情をしていることだ。ソマリア難民などの悲惨さを想像していた私には意外だった。

飯野さんは言う。「ブルキナファソは人間開発指数で下から2番目。まさに最貧困国。しかしテレビで紹介されているような悲惨さは余りなかった。これは2年という期限付きで生活して来た外国人だからいえることかもしれない。私は何が幸せで何が悲惨さなのかを考えた。環境は過酷だけど笑顔を絶やさない逞しい人が多い国だった」と。写真展を見てその通りだと思う。

9人の隊員は帰国後現地のためにお礼がしたいと考えた。写真展を通じて村を紹介しようと思った。と同時に診療所に通う自転車がたりない。村共有の自転車を購入して贈ることとした。入り口で払った200円はその資金にするためだ。

野球の世界選手権WBCは侍ジャパンが優勝し日本中が興奮した。これはアフリカで活躍するもう一つの侍ジャパンだ。彼らも別の意味で日本の誇りである。政治不信、経済不況でいたたまれない気持ちだったがこうした若い人たちの活躍にほっとした。日本もまんざら捨てたものでもないと思った。

        (田中信義記す2009年4月1日)
         留学協会顧問、RCACLUB会員

写真展より
飯野さんとブルキナファソ

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ギャラリー
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